EVISU(エヴィス)No.2の2001カモメペイント無しジーンズの穿き込み色落ちレポート!
90年代に大人気となった日本のレプリカジーンズ。
その中でも人気が高かったのがEVISU(エヴィス)。
デザイナーの山根英彦さんが立ち上げたエヴィスの象徴でもあるカモメペイント。
今回はそのカモメペイント無しの2001の穿き込みレポートをしていきたいと思います!!
エヴィスは興味あるんだけど、あのペイントがちょっと・・・という方も少なくないと思うので、是非参考にしてくださいね♪
EVISU(エヴィス)ってどんなブランドなの?
EVISU(エヴィス)は、デザイナーの山根英彦さんが1991年に大阪で創業した国産ジーンズブランド。
大阪のインポートショップに勤務中、当時のジーンズに“違和感”を感じ、自身が思い描く古きよき時代のジーンズの開発に着手。
コンピューター制御の織機に取って代わられて、姿を消しつつあった旧式のシャトル織機を持つ機屋(はたや)を見つけ出しました。
(※旧式のシャトル織機:横糸を内蔵したシャトル(杼=ひ)が左右に動いて製職する、産業革命の先駆けになった織機)
こうして自分自身がイメージする、昔ながらの風合い豊かなデニムの生産がようやく実現した矢先に、今度は会社が「そんなジーンズが売れるわけがない」と製品化に反対。
やむなくオーダー済みの生地を抱えて独立したのが、ブランドの始まりなのだそうです。
手描きのマークがヒットのきっかけ
EVISU(エヴィス)ジーンズの最大の特徴と言えば、後ろのポケットに施された独特のペンキペイント。通
称カモメマークと呼ばれるアイコンは、ブランドの頭文字「E」を90度回転させた形だとも、山根英彦さんの「山」を上下反転させた形だとも言われています。
特別に許されたスタッフだけが、水性ペンキで一点一点、手描きしています。
糸で縫うのではなく、ペイントするというアイデアは時としては画期的で、一点一点仕立てるというオリジナル感もファンの心を捉えて、EVISU(エヴィス)ジーンズの代名詞となりました。
この手描きのペンキマークが、雑誌に取り上げられたのをきっかけに、EVISU(エヴィス)ジーンズは大ヒット。
芸能人や海外の有名スポーツ選手、アーティストの着用も追い風となりました。
ちなみにリーバイスも昔、ステッチではなくペイントで表現したものも作られていたそうです!
魅力は独特の色落ちとワークウェア本来の丈夫さ
さらにもうひとつ、EVISU(エヴィス)ジーンズの魅力は何といってもその色落ち。
ヴィンテージ感を楽しむデニムにおいて、色落ちはこだわりのポイント。
EVISU(エヴィス)の場合は、鮮やかなグラデーションを楽しめる独特の色落ちが特徴です。
その色合いを見ればどこのブランドかひと目で分かるほど。また、ワークウェアだったジーンズが本来持つ丈夫さも特徴のひとつ。
自社工場や信頼のおける提携工場で縫製を行い、徹底的に品質管理されているからこそ、自信を持って高品質を謳う事ができるんですね!
EVISU(エヴィス)ジーンズの定番人気はこのモデル!
エヴィスのジーンズを知る上で欠かせないのが、No.1デニムとNo.2デニムがあるという事。
No.1デニムは、防縮加工されていないデニムです。
最初の洗濯で2インチほど縮むのが特徴です。
No.2デニムは防縮加工されていて、最初の洗濯で1インチほど縮むのが特徴です。
つまりデニムの違いは縮み方、ということになるのですが、縮み方の違いで何が変わるのかというと、実は色落ちの仕方が変わってくるのです。
No.1デニムはよく縮むので凹凸が生まれやすく、濃い部分と淡い部分が分かれた特徴的な色落ちをします。
No.2デニムは、No.1デニムより色落ちは大人しめですが、独自の色落ちが楽しめるそうです。
Lot.2001 OLD CUTTER FIT
エビス(EVISU)ジーンズの大定番とも言えるワイドストレートタイプ。
同ブランドの中でも最もオーソドックスなシルエットとなっているモデルです。
山根氏によると、当時履いていたリーバイス501の手に入るサイズが少し大きめで太めなシルエットであり、それがカッコ良いと感じ、最も定番のラインとなるモデルから少しゆとりのあるタイプになったきっかけだそうです。
【Lot.2001の種類】
No.1 TIGER SELVAGE
No.1 TIGER SELVAGE “GATAGATA”
No.2 RED SELVAGE
Lot.2000 REGULAR STRAIGHT FIT
こちらは定番モデルよりも少しスリムなシルエットが特徴となっており、近年の少し細めのスタイルにおすすめのラインと言えるでしょう。
エビス(EVISU)のジーパンを履いてみたいとは考えているけれど、太めのシルエットに少し抵抗のある方はまずこのラインからお試ししてはいかがでしょうか。
【Lot.2000の種類】
No.1 TIGER SELVAGE
No.1 TIGER SELVAGE “GATAGATA”
No.2 RED SELVAGE
No.2 CIMOSA INDACO
“TIGER” PRESHRUNK
Lot.2000T SLIM TAPERED FIT
【Lot.2000Tの種類】
No.1 TIGER SELVAGE
No.1 TIGER SELVAGE “GATAGATA”
No.2 RED SELVAGE
No.2 CIMOSA INDACO
“TIGER” PRESHRUNK
Lot.2005 SLIM STRAIGHT FIT
すっきりとしたスリムなシルエットが特徴です。
No.2デニムを使用しておりますので、洗濯後、ウェストで約2.5cm、レングス(丈)で約4cm縮みます。
【Lot.2005の種類】
No.2 RED SELVAGE
カモメペイントについて
そしてカモメペイントについては、公式ページのオンラインストアではこのような記述があります。
バックポケットの、ペイントをお選び下さい。
「ペイントなし」の場合は、無地のポケットでお届けいたします。「大黒ペイント」、「戎漢字ペイント」、「男漢字ペイント、「女漢字ペイント」をご希望の場合は、「その他」をご選択の上、注文画面入力欄中の備考欄へ、ご希望のペイント、カラー、いずれのポケットへペイントかをご入力ください。
ペイントには水性ペンキを使用しておりますので、お洗濯による剥がれ、ひび割れは避けることができません。
弊社では、このペイントの経年変化を、ジーンズの色落ちと共に楽しんでいただくために、あえて水性ペンキを使用しております。また、水性ペンキの特性上、ペイントが剥がれて、お車のシート、ソファーなど、他のものに付着する場合がございますので、十分ご注意ください。
十分にご理解の上、ご注文ください。
とありますので、ペイント無しも普通に選べます!
ペイントがちょっと・・・という方でも安心して購入できます!
EVISU(エヴィス)ジーンズNo.2の2001カモメペイント無しの穿き込みレポート!
エヴィスのジーンズって、リサイクルショップでかなり見かけますね。
結構新古品みたいなのも多くて、糊でバッキバキのとかもあります。
カモメマークも色々で、大黒ペイントも良く見かけます。
そんな中見つけたペイント無し!
サイズは33で、ウエストも大きかったので、水ですすいで乾燥機に!
防縮加工してあるとはいえど、乾燥機にかければそれなりに縮むのは知っていたので、これでウエストは良い感じに!
ウエストがヨレない程度に丁度良くはなりました!
それでもベルト無しでは穿けないレベルだけど。
それにしても2001は太い!太い!太い!
という事で穿き込みレポートを紹介していきたいと思います!
第1話EVISU(エヴィス)ジーンズNo.2の2001カモメペイント無し購入ノ巻
今回紹介するエヴィスは、自分の中でも初エヴィスです。
エヴィスにも興味はあったんですけど、あのペイントが・・・とちょっと躊躇しておりました。
だからこそペイント無しを見つけた時は嬉しかったです!
それにしても2001は本当に太い・・・。
先ずは全体像をどうぞ!
これを実際に穿いた着画はこんな感じです!
これくらいロールアップしないとなかなか厳しいと感じております。
冬場に穿きこなせる自信がないので、基本春から秋の登板!
しかしながらオンス数も14.5オンスあるので、夏場はどうなるか・・・。
太いだけあって、ロールアップしていればそよ風が入ってくるから大丈夫かなぁ・・・。
しかし去年はテラソンの14.7オンスで負けておりました(´・ω・`)
けどNo.1の2001は17オンスあるらしいから、No.1に比べれば良いかと(´・ω・`)
No.2だからまぁまぁまぁ(´・ω・`)
それではその他箇所も一挙公開!
耳は黄色と黒の耳で通称”虎耳”です。
エヴィスジーンズで最もポピュラーな耳です。
この生地は、生産時期によって染め方が違うようで
色落ちも古いタイプは緑の染料が強いようで、
緑がかった色落ちですが、
最近の生地は青みが強いように思います。
こんな感じでございます!
そしてこの2001は
この通り!
赤タブが「EVIS」となっております!
これは最初期の使用で、某リーバイス社から、
いやいや似てるやん!何してん自分!ってクレームが入ったそうで、
今では「EVISU」となっているそうです!
この赤タブの“E”の前の空白に“L”が入れば、もうそれですからね(*´Д`)
後は着画を適当に・・・。
こんな感じです!!
エヴィスを初めて穿きましたけど、
やっぱり感じるのは“生地の良さ”ですね!
これがNo.1なら更に良いのかもしれないですけど、No.2も良いです!
このダボダボのエヴィスがこれからどんな色落ちをしてどんな顔色を見せてくれるのか、
乞うご期待!!
To be continued・・・
夏場こそEVISU(エヴィス)のダボダボジーンズで素敵に!
今まで個人的に細身のジーンズが多かったのですが、何故ここにきてダボっとしたシルエットにいったかと言いますと、こちらの影響が強いです。
実際この画像の方が穿いているのはステュディオダルチザンなのですが(´・ω・`)
まぁ~そこは良いとして、こういうシルエットに非常に興味が出たという事です!
他にも近いシルエットのブルーブルーと、ラングラーも所有しております!
これらも随時紹介していきます!
細いシルエットが多い今だからこそ!!
太いシルエットのジーンズを穿こう!!
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