トラベラーズノートのパスポートサイズを強制経年変化？エイジングを楽しむ皮手帳の愛し方とは
経年変化させる事で唯一無二の自分だけの手帳に育つという魅力を持つトラベラーズノート。
今回はそんなトラベラーズノートのパスポートサイズのキャメルとブラウンを強制的に経年変化をしたような姿にしてみたいと思います。
そこそこ乱暴な方法かもしれないし、個人の楽しみ方の一部として参考にして頂けると嬉しいです！！
トラベラーズノートの強制経年変化を試した切っ掛け
先日何度目かのトラベラーズファクトリーに行ってきました。
そうしたら初めて、パスポートサイズのトラベラーズノートが限定色以外ですけど、飾ってありました。
今まで何度か行った時はブラックしか飾ってなかったような気がしていたので、全色あるのは嬉しかったです。
その時に経年変化が一番楽しめると言われるキャメルを見て思った事があったんです。
トラベラーズノートパスポートサイズのキャメルの経年変化とは
自分が愛用しているキャメルも、最初のカラーとは違い、結構色が濃くなり育ってきたと思います。
【購入当初のキャメル】
【最近のキャメル】
割りと違いますよね。
こう見比べると、購入当初にも見られる中央より若干上の、向かって左斜め上へと上がっている跡のようなモノもしっかり残ってますね。
ここまでは普通に使用していたエイジングです。
なので色が濃くなったり傷がついたり、それくらいのエイジングだと思っていたんですけど、トラベラーズファクトリーに置いてあったパスポートサイズのキャメルは違いました。
「妙な折れ跡のようなものがついてる」
これが強く印象に残りました。
そしてキャメルの明るい部分と濃い部分の色のコントラストも不思議だったんです。
何故なら自分のキャメルは全体的に色が濃くなってきているのに対して、飾られているキャメルはまばらな印象だったんです。
そこでレジをしている時に店員さんに聞いてみたんです。
「あの飾ってあるパスポートサイズのキャメルって、どれくらい使えばあれくらいになるんですか？」
店員さん「あれは発売されてからずっとあーやって飾っていて、毎日使われてます。毎日色々なお客さんが来て触られているので、だいたい3年くらい毎日使った感じです。」
との事でした。
「へぇ～3年かぁ・・・」と思いました。
消えぬ経年変化の違和感
キャメルなどの全色が飾ってあった前、2回程トラベラーズファクトリーに行った時は確かブラックしか置いてなかったんです。
そしてそのブラックの、ノートリフィル一冊と、ペーパークロスジッパーケースだけを挟んでいる潔さにカッコイイと思いました。
その時にブラックのパスポートサイズを見て思ったのが、そのパスポートサイズも端っこが折れ曲がっていたんです。
ちなみにその時のブラックのパスポートサイズは普通に寝かせて置かれていました。
そして今回トラベラーズファクトリーに行った時は全色立て掛けるように立って置かれていました。
つまり、重力によって折れ曲がったのかな？と思ったんです。
しかし、ブラックのパスポートサイズは下の右端が折れていたのでそれで納得なのですが、キャメルは上の右端が折れ曲がってたんです。
「う～ん・・・」
パスポートサイズなのでポケットの中に入れたりバックの中に入れたりして、何かに潰されたりして折れ曲がる事もそりゃあるけど・・・飾ってあるだけでしょ？あれ・・・。
そう思いながらネットサーフィンをしている時にあるモノを見つけました。
とても定番に見えないトラベラーズノート
お得意の画像検索でトラベラーズノートを色々と見ている時に、トラベラーズファクトリーのブログにいきついたんです。
そこには中目黒に出来たアンティーク調の雑貨などを置くお店の事が書かれていました。
そしてそこのお店にもトラベラーズノートが置かれているそうです。
そのショップの店長さんだったかな？が愛用しているというトラベラーズノートを見せてもらいました・・・という感じで話が進んで行き、見せてもらったらとても定番品とは思えないようなカスタマイズがされていたというんです。
何でもその店長さんはトラベラーズノートを洗ったり、手で擦りまくったりして“独自の味”を出しているそうなんです。
確かにトラベラーズノートを洗濯機で洗ったりしているというブログはいくつか見た事あります。
そしてトラベラーズノートの生みの親であるデザインフィル プロデューサーの飯島淳彦さんも、トラベラーズノートを洗ったという記事をどこかで見た事がありました。
確かにその洗ったというトラベラーズノートは色が薄くなり、独自な色になっていました。
これらの事が脳内で色々と紐づき、どうやら自分好みにするために自分で独自のカスタマイズと言う名のエイジングの促進をしているようだ・・・と気づいたんです。
ただ使い続けるだけじゃない独自の味の表現
ただただ使い続ける事で出てくる自然な味も良いけど、そんなのいつになるか解らない。
だから自分の好みに早く育てるように独自なカスタマイズというなの強制経年変化、強制エイジングを行っているという事に気づいたんです。
そこで、色弱でトラベラーズノートの色選びに疲れていたので・・・やってしまいました！！
トラベラーズノート パスポートサイズのブラウンとキャメルの強制経年変化
パスポートサイズのブラウンはこうなった
先ずやった事というのが・・・これです。
そうです！
リフィルを全て外し、巻物状に巻いてみました。
これをするだけで随分変わりました！！
変わったブラウンさんはこちらです。
これだけで使い込んだ感が出てきましたよね？
そして皮もかなり柔らかくなりました！！
これをやる前はハリのある感じだったんですけど、キャメル程ではないですが柔らかくなりました！！
陽の当たる場所で撮るとこんな感じです。
この1～2週間前に同じ条件で撮影したブラウンはこんな感じです。
こんな感じです！
最終的にブラウンさんはこうなりました。
こんな感じです！
ちなみにペンはオリーブエディションのペンでございます！
それにしても陽射しの感じや明るさによって本当に色が違って見えますね。
だからこそ色弱な自分は悩みに悩んで惑わされてしまうんです・・・。
パスポートサイズのキャメルはこうなった
では続いてキャメルです。
キャメルも同じように巻物のように巻いてみました！
キャメルはこんな感じになりました！！
トラベラーズノートパスポートサイズの強制経年変化を試してみて
今回、こういうエイジングの方法を行ってみて、個人的には良かったと思います。
好みに近づいた気がします。
ただ、同じように試して好みの通りになるかどうか、失敗するか、後悔するかは本当に人それぞれだと思います。
そしてこうなったトラベラーズノート達を更に使い込んだり、オイルクリームを塗り込んでみるとどうなるかも気になるところですね！
まだ試したわけではないので下手な事は言えないですけど、多少失敗してもオイルクリームなどを塗って馴染ませてケアをすれば多少なりとも元に戻るんじゃないかな？と思います。
元に戻らなかったとしてもそれはそれで味が出ると思います。
あくまでこういった劣化した姿を“味”と捉えられる人前提ですが・・・。
ジーパンでも100％穿き込むだけの色落ちを楽しむ人と、好みの色に落とすために多少手を加える人と別れるように、色々な価値観があると思います。
またオイルクリームなどを塗り込んだりしたら報告しますが、試してみようかな？という人はあくまで自己責任で行ってくださいね♪
それではまた更新します！
【追記】2018/07/10
オイルクリームをそのうち塗ろうと思った記事を書いた時・・・なんやかんやでその日の夜のうちに塗ってケアをしてしまいました(笑)
そして、翌日である追記している2018年7月10日。
ちょっと車を2～3時間走らせる用があったので、車を走らせながらフロントのあたりで日向ぼっこをさせていました！
そんなトラベラーズノートパスポートサイズのキャメルとブラウンは今こんな姿です！
【ブラウン】
【キャメル】
こんな感じでございます！！
オイルクリームを塗った昨夜はもっとお利口さんな感じだったんですけど、日向ぼっこさせて、使用感を少し復活させました！
ブラウンは引き続きメモ帳としてですが、キャメルはどうしても皮が柔らかいので、メモ帳として使うというよりは、小銭やナナコなどのカード、イブなどの頭痛薬などを色々詰め込んで、お助け手帳にしました！
一応無印のパスポートも挟んでいるので、メモ帳としても使えます。
今はペンは装着してないんですけど、ゼブラの手帳用ボールペンを購入したら差し込もうと思っております！
しかし、パスポートサイズではなかなか満足できないんです。
何故満足できないのか、満足できるという事は何なのか・・・。
それはまた別の記事で紹介したいと思います！
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